2016年 08月 16日
飛鳥寺 |
「あと50分位で雨降ってきそうだよ!」
雨雲レーダーチェック担当の主人が教えてくれました。
この後数件の仏閣巡りをしたかったのだけど、
急遽予定変更です。
決めた寺は飛鳥寺。
鎮護国家の始りと言っても過言ではないお寺です。
明日香村を移動していると、子供達が、「ジジババの家の近くみたい!」
と言っておりました。
稲穂も実り出して、稲穂の匂いが郷愁を誘います。
確かに、稲穂の匂いは実家の匂いだ。
子供達が言ってたことは間違っていませんでした(笑)
五感って凄いなー。
飛鳥時代の権力、勢力の夢の跡がのどかな田園風景というのも、いとをかし。
閑話休題、飛鳥寺というと、飛鳥大仏と通称される釈迦如来が有名。
今は、昔のような栄華はありませんが、明日香村の人々から、
訪れる人々から、大切にされているのが伺えます。
御朱印は、拝観前に納経所で預かって下さるとのことでしたので、
納経帳を先に渡し、本堂へ向かいました。
こちらは、御本尊の釈迦如来様を目の前に拝むことができます。
顔はアルカイックスマイルという貴品ある微笑で、
その微笑はスフィンクスやモナ・リサで有名です。
右左に移動して拝観すると、また顔の印象が変わります。
離れがたくなるとは聞いておりましたが、本当でした。
こちらの飛鳥寺は、仏像の撮影が認められています。
通常、貴重な仏像は撮影不可が多いので驚きました。
本堂内を拝観し、外の鐘堂へ向かいました。
飛鳥寺の鐘は参拝者が一度だけ鐘を撞く事ができます。
平和の鐘とも言われており、
「上は有頂天より下は奈落の底まで響けよかしと念じて静かに一度」
という木札がありました。
家族の平和、世界の平和を祈り家族で撞いた鐘の音は明日香村に響きました。
飛鳥寺の裏門側には、蘇我馬子の首塚があります。
首塚を見学している途中、いよいよ雨が降り出しました。
残念。
この後、岡寺、橘寺に拝観に行く予定でしたが、
豪雨のため、中止し、明日香村を後にし、高野山へ向かうことにしました。
明日香村、ここだけでもう一度ゆっくりと観光したいです。
by peach_touyu
| 2016-08-16 00:01
| じんじゃぶっかく